2009-06-28 『孤独』 世界 舌の上に乗せるとそれは優しく溶けていった。ヘッドフォンを通すとそれは心音のようだった。 言葉にするとそれは酷くつまらなくなった。 孤独は、ただ温かな浴槽のようにそこにいた。