パンドラの箱だって開けてしまいそうな、そんな退屈な夜だったから、僕は鼻歌一つで何とか世界にしがみついていた。歌わなくちゃ振り落とされそうな、忘れ去られそうな、そんな夜だから僕は朝になるまでずっと歌っていた。 喉が枯れて血を吐いてでも、君から…
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