シベリアのトマト

君のトマトみたいに熟れた大脳を一つ残らず食べてしまいたい。
それから僕は晴れた日のシベリアを想像して水彩画を描くのだ。酷く混乱したシベリアの空は虹色に歪んで、それでも何とか晴天でいるから僕は真黒な傘さして晴天気取りの天気にとどめを刺してる。

雨が降ったらまたレインコート着て君の家まで鉄道模型届けに行くからそれまで目隠しでもして待っていてね。